- 2010年2月23日 23:25
- 特許
今日の用語は「拒絶査定」です。http://www.furutani.co.jp/cgi-bin/term.cgi?title=%8b%91%90%e2%8d%b8%92%e8
審査官にとっての最終処分です。最終処分といいながら、おもしろいことに、拒絶査定の後にも審査官がアクションをする場合があります。拒絶査定不服審判を請求したときに、審査官にもう一度審査させる前置審査があるからです。前置審査において、拒絶理由通知を出すことができます。ただし、拒絶理由通知は、いわゆる「処分」には該当しませんので、拒絶査定は審査官による最終処分といってよいようにも見えます。
しかし、審査前置において審査官が特許査定をすることもできます。特許査定は立派な処分ですので、拒絶査定が審査官による最終処分とはいえなくなります。
したがって、拒絶査定は審査官による最終処分である、という表現は少し気になるところです。
Comments:0
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://www.furutani.co.jp/cgi-bin/design/mt-tb.cgi/43
- Listed below are links to weblogs that reference
- 拒絶査定 from 知的財産用語辞典ブログ