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2010年3月 Archive
均等論
- 2010年3月19日 22:38
- 特許
今日の言葉は「均等論」です。http://www.furutani.co.jp/cgi-bin/term.cgi?title=%8b%cf%93%99%90N%8aQ
ボールスプライン判決以降、均等侵害を認めた判決が多く出ています。裁判が大きく変わりましたが、鑑定書も、ボールスプライン以前と以降で、大きく変わりました。過去には、均等に触れていない鑑定書も多かったのですが、今では考えられません。
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特許権侵害
- 2010年3月14日 10:21
- 特許
今日の用語は「特許権侵害」です。http://www.furutani.co.jp/cgi-bin/term.cgi?title=%93%c1%8b%96%8c%a0%90N%8aQ
特許法には、特許権侵害を定義する規定がありませんが、特許権者が特許発明の実施を独占する旨の規定がありますので(68条)、この独占性を害する行為が侵害であると考えることになります。
2条における「実施」の定義は、ほぼ、侵害行為を補足するために向けて作られているように思えます。36条における当業者実施や先使用権における実施と、整合性がよくないのはこのためでしょう。
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存続期間
- 2010年3月 8日 20:29
- 特許
今日の言葉は「存続期間」です。http://www.furutani.co.jp/cgi-bin/term.cgi?title=%91%b6%91%b1%8a%fa%8a%d4
特許は20年、著作権は50年ということになっていますが、時代の進むスピードからやや取り残されているような気もします。ソフトなどの分野は、存続期間を短くし、そのかわり出願を簡易にできるようにすべきかもしれません。長期の保護よりも、迅速簡易な保護が重要と思われます。一方で、医薬などの開発が長期化している分野は、延長をもう少し長くしてもよいのではと思います。
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特許権
- 2010年3月 5日 06:53
- 特許
本日の用語は「特許権」です。http://www.furutani.co.jp/cgi-bin/term.cgi?title=%93%c1%8b%96%8c%a0
特許権の存続期間は、出願から20年となっています。登録から存続期間満了まで、一律の保護がされているわけです。少し硬直的です。
その特許が、各年ごとに、論文で引用された回数、IPDLで閲覧された回数などを考慮して、各年の特許料を上下させたらどうでしょうか。引用回数が多いほど、技術情報として用いられた回数が多く、社会に役立っていると推定できるからです。権利行使のしやすさに差をつけてもよいかもしれません。
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技術的範囲
- 2010年3月 3日 10:09
- 特許
本日の用語は「技術的範囲」です。http://www.furutani.co.jp/cgi-bin/term.cgi?title=%8bZ%8fp%93I%94%cd%88%cd
なぜ、「技術的」範囲というかというと、地理的範囲、時間的範囲などと区別するためといわれています。
新入社員として企業に入ったときの恥ずかしい体験を思い出します。発明をしたということで、発明届出書を書くことになりました。しかし、書き方がわかりません。まず、「発明の名称」という欄があります。これはわかります。次に、「特許請求の範囲」という欄がありました。私は、当然のように、日本全国および全世界というようなことを書きました。
技術的範囲と地理的範囲をjまちがえたわけです。その後、その発明届出書がきっかけで弁理士になることになりましたので、世の中わからないものです。
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国際特許分類
- 2010年3月 1日 23:26
- 特許
本日の用語は「国際特許分類」です。http://www.furutani.co.jp/cgi-bin/term.cgi?title=%8d%91%8d%db%93%c1%8b%96%95%aa%97%de
いわゆるIPCと呼ばれているものです。IPCと組み合わせて調査がしやすいように日本ではFタームも採用されています。Fタームは、ある程度のIPCについて横断的に、機能による分類をしています。
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