- 2012年4月18日 14:24
- 特許
4月16日に、京都工芸繊維大学大学院にて、知的財産権特論の講義を行ってきました。毎年楽しみにしている授業です。120名ほどでしたので、もちろんノーマイクです。授業後のアンケートでは、声が大きくて聞きやすいというのがありましたので、ヤッターという感じです。毎日、発声練習しておいて良かったです!
3人がけの席に、正味3人がけで満席という状態であり、「盛況」の雰囲気がありました。場の雰囲気が、ポジティブでいい感じです。講義だけではなく、セミナーでも、あえて席数をギリギリにして(立ち見はないようにして)セッティングしたほうが、参加者にもいい感じが伝わるので、いいかもしれません。
日本企業がいろいろな製品において世界シェアを落としていること、しかし悲観的に見る必要はなく100%のシェアからスタートしている製品が多いので、知財の活用を上手くすれば、大きな希望があることを説明しました。アンケートでは、多くの学生が、この点に納得してくれたようです。
進歩性の演習もしました。「構成の困難性」「それに基づく効果」を、演習にて実感してもらおうというわけです。時間の関係があり、2問しかできませんでしたが、この演習が面白かったという学生が多かったです。
4月23日、5月7日の、あと2回です。次回は、特許権の効力を解説する予定にしています。
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