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弁理士育成塾2019

大阪/電気・ソフトウエアクラス
      弁理士 古谷栄男


■弁理士育成塾2019 電気・ソフトウエアクラス(大阪)

 このページは、2019年度の弁理士育成塾(大阪/電気・ソフトウエアクラス)への参加を検討されている方のためのものです。

・この講座は、以下のような弁理士の方を対象としています。
・明細書のスキルを磨きたいが、その機会が無い方
・座学だけでなく、実習を通じて、明細書作成を学びたい方
・発明者・クライアントさんに納得してもらって、満足いただく明細書を作成したい方

 なお、明細書作成経験の無い方を対象としていますので、初歩的なことから学ぶコースとなっています。また、ソフトウエア分野の技術になじみのない方でも学んでいただけるようにしております。

■基本的な考え方(各クラスの先生により指導方針が異なります。以下は、あくまでも私のクラスの考え方ですので)
 明細書作成のプロフェッショナルとは、どんな能力があり、どんな仕事ぶりの人をいうのでしょうか。
(1)発明内容が明確であれば、適切な明細書を仕上げる力
 まず、この力を養うことが重要です。そのためには、与えられた発明を、適切に請求項にて限定し、詳細な説明にて表現することが求められます。権利範囲の考え方、実施可能要件やサポート要件の考え方、間接侵害や均等侵害の考え方など、基本知識はお持ちのはずですから、その知識を現実の事例にあてはめて、明細書に仕上げる力が必要です。審査基準は、重要な資料となります。

(2)進歩性のある発明を抽出する力
 発明内容を明確にする力といってもいいでしょう。発明者自身も、混乱している場合や誤解している場合もあります。また、発明者自身が素晴らしいと思っている点と、進歩性がありそうな点がずれている場合もあります。進歩性のありそうな発明を見いだす力があると、クライアントさんを助けることができます。

(3)経営戦略・事業戦略を考えて明細書を設計できる力
 いくら素晴らしい明細書であっても、経営戦略や事業戦略から外れていると、もったいないです。クライアントさんがクラウド(サーバからプログラムを提供)にてビジネス展開を考えているのに、端末装置側のプログラムにのみ力を入れて請求項を作成しても、ビジネス上使えるかどうか疑問です。特許がとれるから出願をするのではなく、経営戦略や事業戦略に生かされるからこそ出願をするという視点を、明細書に反映するのがよいでしょう。

(4)クライアントさんに説明できる力
 ところで、皆さんが病気になってお医者さんに診察してもらうことになったと、仮定してみて下さい。そのお医者さんが、治療方針を上手く説明できなかったら、どうでしょうか。幾ら腕が良くても、何だか不安ですよね。我々、弁理士も同じです。
 なぜその発明が進歩性ありといえるのか、なぜそのような請求項を作ったのか・・等々、我々がクライアントさんに説明してあげることはたくさんあります。この説明能力があると、クライアントさんに安心感を与えることができます。塾生同士で互いに説明したり、私自身が素人さんになって質問したりしながら進めますので、自然と説明能力も身につきます。

 上記のことは、実務経験を積みながら身につけていくものです。この塾では、まず(1)ができるようになることを目指しています。その中で、将来ご自分で身につけていただく指針とするため、(2)(3)(4)についても少し盛り込んでいます。初心者を想定していますので、あまり難しいことはせず段階を追って一つずつ進めていく予定ですが、上記(1)(2)(3)(4)は、明細書作成の大きな考え方として意識していただけるといいかなと思っております。

 明細書を作成するために必要な15の力をまとめると以下の図のようになります。

15の力について詳しく解説したのが下記のPDFです(パテント誌掲載分に加筆訂正したものです)。参考にして下さい。
明細書力


■電気・ソフトウエアクラス(大阪)の進め方
 明細書作成のための説明を行った後、課題に取り組みながら明細書作成の実力を付けていただきます。毎回、課題を出しますので、課題を提出することが必要です。
 メイン課題は、発明者インタビュー、出願方針決定、請求項方針決定、請求項作成、明細書・図面完成までの各段階ごとに出します。各塾生にて自宅学習にて課題に取り組んでいいただき、塾当日に塾生で議論を行うとともに、私の方で改良点などを指摘いたします。概ね、3回から4回の講座日程にて、一つの明細書を完成させる予定です。取り扱う発明は、以下の分野のものとなります
・日用品
・ソフトウエア
・ビジネスモデル
・データベースなど

 サブ課題は、下記資料にある明細書作成に必要な15の力を養うためのものです。明細書力の中心になる進歩性のある発明把握、請求項作成、明細書表現力などを、いろいろな切り口から課題として出します。クライアントさんに対する説明力を付けてもらうための課題も出します。
例えば次のようなテーマです。
・進歩性のある発明の判断
・独立従属請求項についてクライアントさんへの説明
・実施形態と構成要件との対応づけ
・複数の発明が含まれる案件の発明抽出 等
 
全体のスケジュールは以下のとおりです(変更する可能があります)。


また、課題としての明細書を仕上げるまでの流れは以下のとおりです(変更する可能性があります)。3回目以降も同様の流れになります。


■説明会の様子がYouTubeにアップされています。

【東京】
【大阪】
■弁理士育成塾全体の説明は、下記URLから参照して下さい。東京、大阪にて、機械・化学・電気(ソフト)の各クラスがあります。
弁理士育成塾の案内

■お聞きになりたいことがありましたら、下記アドレスまでご連絡ください。

 

 

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furutani@furutani.jp