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知財みちしるべ:最高裁の知的財産裁判例集をチェックし、判例を集めてみました

争点別に注目判決を整理したもの

コンピュータ関連発明

◆H14.10.30 東京高裁 平成14(行ケ)38 特許権 行政訴訟事件

 ゲームの規則に関する進歩性が争われました。
  「しかし,周知例2〜4に例示される周知技術であるパチンコ機等におけるリーチ予告表\示は,遊技者において,変動している図柄がそろうか否かを期待と不安をもって注視している状態で,これに続くリーチを予告することで,その後の大当たりの期待を増大させ,遊技の興趣を高めるために表\示されるものであることは明らかであるから,リーチが確定していない図柄変動状態が予定されている遊技機一般に適用し得るものというべきであり,図柄再変動機能\を有するがゆえにその適用が妨げられる理由は見いだせない。その場合の当該リーチ予告表\示を行う時期については,リーチが確定していない図柄変動状態 である限り,いったん非リーチ状態から図柄が再変動した図柄再変動状態であっても,遊技者において変動している図柄がそろうか否かを期待と不安をもって注視している状態であることに変わりはないのであるから,再変動機能を備えた遊技機にリーチ予\告表示を組み合わせる場合に,非リーチ状態を経た図柄再変動状態に適用することは,当業者の当然に想起するところというべきである。」と述べました

 

◆H14.10.30 東京高裁 平成14(行ケ)38 特許権 行政訴訟事件

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◆H14. 9.12 東京高裁 平成12(行ケ)392 特許権 行政訴訟事件

CS関連発明の侵害事件としては、アッセ対マイクロソフト事件が有りましたが、当該特許権の特許無効審判の審決取消訴訟について、高裁は無効審決を維持しました。
前回の侵害事件で間接侵害が問われましたが、無効理由があるというのも非侵害の結論に影響を与えたのかもしれません。

 

◆H14. 9.12 東京高裁 平成12(行ケ)392 特許権 行政訴訟事件

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